YAMA血隊員ブログ

バスケ(over40),家族,ペット,山,バイク,ミニバス,時々チャリ

③号の事件簿

昨日は我が家の都合でバスケの練習はお休みしました。

 

仕事を早めに切り上げ帰宅途中

家族から1通のメールが…

 

「③号が隣の隣町まで遊びに行って道わからんくなって

 〇〇病院の看護師さんが送ってきてくれるらしい!

 自転車は〇〇病院に置いてあるー」

 

このとき既に外は真っ暗

 

送ってきてもらえるとのことで安心はしたものの

内心は③号が今どうなっているのか?

恐らく怖くて怖くて泣いてるだろう…

どうなって送ってもらえることになったんやろ?

 

なんて考えながら帰宅後自宅前で車を待ち

しばらくして1台の車が想像してた道を逆から登場

 

運転手は若くて清楚な感じのお姉さん

③号はその隣の席で呆然な感じ

お姉さん「私〇〇病院で働いております〇〇と申します」

僕「この度は娘を助けてくださってありがとうございました」

お姉さん「それでは…」

 

大した御礼も言えずにお姉さんは行ってしまいました。

(名前と職場はわかったので改めて御礼に行こう)

 

さて③号は…

たっぷり泣いたようで憔悴してる

僕「無事帰ってこれて良かったな!怖かったやろ?」

③「うん…涙」

僕「なんで道に迷ったん?」

③「最初一緒に行った友達が帰りも一緒に帰るて言うててんけど

  その子途中で帰ってしまって一人になって迷ってしまってん…」

それで駐車場あたりで泣いていたのだろう

僕「そうか… でさっきのお姉さん声掛けてくれたんか?」

③「ううん… 道もわからんしどこかもわからんかってんけど

  でっかい駐車場(病院から少し離れた所にある)あって

  ここなら誰かおると思ってたら,さっきのお姉さん車のなかで

  スマホ触ってたし私から道にまよったって声かけてん!」

僕「めっちゃファインプレイやん!勇気だしてよく頑張ったな!号泣」

③「怖かったけど家帰れんほうが嫌やったし頑張った…涙」

僕「うん…涙 無事帰ってきてくれてパパも安心号泣」

 

普段行かない町へ

普段通らない道を通り

帰り道ひとりで真っ暗…

 

どれだけ不安で怖い思いをしたやろか…

 

「もう家帰ってこれんかとおもた…」

て聞いたときは,このご時世なにがあるかわからんし

出合ってくれたあのお姉さんと神様に感謝したいと思います。

 

そんな疲れ果てた③号でしたが

その後ごはんを食べたらケロっと忘れて爆睡してました。

 

③号本人にも教訓にはなっただろうし

子を持つ親御さんもこういうことがあるんだと

頭の片隅にでも置いてもらえたらと思います。

 

 

終わり。